トップへ

マークスタイラー運営「パメオポーズ」コレクションブランドへ前進 路面店の構想も

2015年11月25日 12:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

2016年スプリングコレクションのルック Image by: PAMEO POSE
マークスタイラー運営のファッションブランド「パメオ ポーズ(PAMEO POSE)」が、「ワルツ(WALTZ)」をテーマに2016年スプリングコレクションを発表した。関係者向けに毎シーズン開いている展示会では今回、これまでの合同開催とは異なり、単独で新作を発表。マークスタイラーではガールズ系と呼ばれるブランドが多い中、独自の世界観で女性だけではなく男性からの支持も広げる異色のブランドは今後、コレクションブランドを意識した体制にシフトしていくという。

マークスタイラーの異色ブランドに注目の画像を拡大

 2016年スプリングシーズンは、ピアノ鍵盤の規則性から着想したタックプリーツをあしらったワンピースや、ボックスシルエットでバロック時代の子供服をイメージしたコート、雲を連想させるセーターやスカートなどで「ワルツルック」を提案。キーモチーフのハ音記号はウェアの他にも、バッグや財布、靴下、ピアス等の小物にも施されている。男性客が1割以上を占めるという「パメオ ポーズ」ならではのユニセックスのデザインのアイテムも投入。昨年は発売と同時に一部完売したというスイムウェアもサマーコレクションに先がけて販売される。品質とデザインをさらに高めたことで、一部アイテムでは価格帯の上昇を想定。
 ディレクター兼デザイナーのPELIがスタイリストを経て2013年に立ち上げた「パメオ ポーズ」は、当初はオンラインセレクトショップとしての展開だったが、14年春夏シーズンからオリジナルコレクションをスタート。売上のおよそ半分はオンラインショップ経由で、ショップ・イン・ショップやポップアップショップでの販売の他にも、「グレープヴァイン バイ ケイスリー(grapevine by k3)」などのセレクトショップに卸も行っている。今後は販売チャネルを拡大させる一環として来年中に都内に路面店の出店を計画している。17年からは2シーズン制に移行したい考えで、PELIは「これまでの4シーズン制では要素が多くなり過ぎてしまうため、型数を凝縮することで一貫したまとまりを作り、ブランドの世界観を強く打ち出していきたい」と展望を語っている。
■新作コレクション一斉予約販売スケジュール店舗:2015年12月11日(金) 11:00~WEB:2016年1月8日(金) 12:00~
■PAMEO POSE:公式サイト