映画『いいにおいのする映画(Be A Light To The World)』が、2016年2月6日から東京・新宿のシネマカリテほか全国で順次公開される。
「音楽(MUSIC)×映画の実験室(MOVIE)」をテーマに掲げる『MOOSIC LAB 2015』でグランプリ、観客賞をはじめとする6部門に輝いた同作。Vampilliaのライブに惚れ込んだという24歳の酒井麻衣監督による書き下ろしのストーリーとなり、照明技師を目指す夢見がちな少女・レイと、Vampilliaの楽曲制作やPA、照明に携わる幼なじみの少年・カイトの恋愛模様を描くダークファンタジーだ。
主人公のレイを演じるのは『ミスiD2015』グランプリの金子理江(LADYBABY)。金子は物語のハイライトになるVampilliaによる劇中歌でボーカルを務めているという。また、Vampilliaのメンバーと共にライブハウス付きの家に住んでおり、出生の秘密を抱えるカイト役を吉村界人、レイの親友役を中嶋春陽(ジュネス☆プリンセス)が演じる。さらにVampilliaのメンバー11人も本人役で出演。possession mongoloid(Vo)はカイトの父という設定になっている。
■酒井麻衣監督のコメント
魔法や夢なんてこの世にないかもしれないと挫けそうになった時に、Vampilliaのライブを観て感動して「もう一度信じよう」と思ってこの映画を作りました。金子理江さん、吉村界人さん、Vampilliaさん、中嶋春陽さんという最高のキャストに、頼りない私を支え、導いてくださったスタッフの皆さん(=私にとってはみんな魔法使いそのものでした)、CAMPFIREで支援してくださった皆さん、色んな方の力が集まって何とか完成させられた映画が、MOOSIC LABで賞を頂き、こうして単独での公開となって、本当に魔法にかかったような気持ちです。夢を諦めかけている人、迷っている人に観てほしいと思っています。1人でも多くの方に届きますように。どうぞ宜しくお願い致します。