『CREATION Project 2015 177人のクリエイターと福島伊達市のニットメーカーによるマフラー&ブランケット「伊達ニッティング」』が、11月25日から東京・銀座のクリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンで開催される。
1990年からスタートした『CREATION Project』は、会場となるギャラリーと交流のあるクリエイターが無償で制作した作品を展示・販売し、その収益を寄付するチャリティー企画展。東日本大震災以降は東北での物づくりにこだわり、4年間で約1030万円を被災地に寄付している。
『伊達ニッティング』展では、ニット産業が盛んな福島・伊達で45年間にわたってニットの製造業を営む株式会社大三とのコラボレーションのもと、177組のクリエイターがデザインしたオリジナルのマフラーとブランケットを発表。
参加作家には、浅葉克己、大原大次郎、葛西薫、古平正義、菊地敦己、佐野研二郎、服部一成、黒田潔、寺本愛、とんぼせんせい、林香苗武らが名を連ねている。さらに、震災で校舎が全壊した伊達市立梁川小学校の生徒が手掛けたデザイン422点の中から、審査員の箭内道彦と小杉幸一が選んだ6作品も展示・販売される。
なお、作品の販売収益金は「いわての学び希望基金」「東日本大震災みやぎこども育英募金」「東日本大震災ふくしまこども寄附金」に寄付される。