12月26日から公開される映画『神様なんかくそくらえ』の予告編と場面写真が公開された。
『第27回東京国際映画祭』で東京グランプリと最優秀監督賞を受賞した同作は、主演を務めたアリエル・ホームズの実体験にもとづき、ニューヨークの路上で生活するドラッグ中毒の少女ハーリーの破滅的な恋を描いた作品。
ホームレス仲間でもある恋人のイリヤに依存することで日常を何とか生き抜いていたハーリーが、イリヤに促されるままに自身の手首を剃刀で切ってしまう、というあらすじだ。劇中には冨田勲、Ariel Pink、Tangerine Dream、Head Huntersによる音楽が使用されている。
予告編では、ハーリーがイリヤに想いを告げる手紙を綴っているシーンからはじまり、路上で愛を交わしているハーリーや、彼女が薬物を求めて「ブッ飛びたいの」と語る場面などが確認できるほか、「あなた以外は全部ゴミ。」というコピーも映しだされる。場面写真ではハーリーやイリヤをはじめとする登場人物たちの姿が捉えられている。