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キューバ映画のポスター展が開催「座頭市」など世界各国の名作も紹介

2015年11月22日 11:52  Fashionsnap.com

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『チェ、友なる司令官』(1977年/キューバ/ベルナベ・エルナンデス監督) ポスター:アントニオ・フェルナンデス・レボイロ(1978年)
展覧会「キューバの映画ポスター 竹尾ポスターコレクションより」が、東京国立近代美術館フィルムセンターで開催される。キューバを中心に世界各国の映画ポスターにも焦点を当て、エドゥアルド・ムニョス・バッチやアントニオ・ペレス・ゴンザレスらの名作を紹介する。会期は2016年1月7日から3月27日まで。

キューバ映画のポスター展が開催の画像を拡大

 「キューバの映画ポスター 竹尾ポスターコレクションより」は、東京国立近代美術館フィルムセンターと京都国立近代美術館が共催。キューバは1959年の革命以降、国立の映画芸術産業庁を拠点に先鋭的な映画を送り出してきた「小さな映画大国」と呼ばれ、宣伝においてもポスターを大量印刷向きのオフセットではなく手刷りのシルクスクリーン技術で制作するなど独自性のある取り組みを行ってきた。同展覧会では、多摩美術大学に寄託されている竹尾ポスターコレクション所蔵作品を中心に、革命期から1990年前後までに制作された85点の映画ポスターを紹介。エドゥアルド・ムニョス・バッチやアントニオ・ペレス・ゴンザレスをはじめ、レネ・アスクイ・カルデナス、アントニオ・フェルナンデス・レボイロらの作品を揃えるほか、盛んに輸入された外国映画のポスターにも焦点を当て、「座頭市兇状旅」といった日本映画のポスター8点などが展示される。1月16日から2月28日までの毎週末、関連上映企画「キューバ映画特集 革命映画から映画革命へ」を小ホール開催する予定だ。
■展覧会「キューバの映画ポスター 竹尾ポスターコレクションより」会期:2016年1月7日(木)~3月27日(日)会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 7階展示室休室日:月曜日開室時間:午前11時~午後6時30分(入室は午後6時まで)料金:一般 210(100)円/大学生・シニア 70(40)円/高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMAT パスポート所持者、キャンパスメンバーズは無料
*料金は常設の「NFC コレクションでみる 日本映画の歴史」の入場料を含む*( )内は20名以上の団体料金
>>展覧会の詳細ページ