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夫が突然「仕事やめたい」と言い出した! 転職を後押しするか、踏みとどまらせるべきか?

2015年11月21日 11:40  キャリコネニュース

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家庭は家族愛の結晶であるとともに、共同生活の場でもある。妻が夫に収入だけを求めるのは身勝手であるが、夫が自分の都合だけで生き方を決めることもできない。ガールズちゃんねるには、そんな悩ましい夫婦の相談が寄せられている。

トピ主は26歳の専業主婦で、2歳と1歳の子どもがいる。31歳の夫は中小企業に技術職として勤めているが、急に「仕事やめたい」と言い出した。夫の収入は月の手取り27万円に加え、ボーナスが年80万円。現状には満足しているという。

最も支持されたコメントは「旦那が嫌々仕事しているのは嫌」

妻としては、本心では「やめて欲しくない」。ただ、夫が社長や上司とそりが合わず、精神的に辛そうな状況を見ているため「主人の考えは自然に受け入れられました」とも語る。

このトピックで最も支持を集めたのは「綺麗事だけど、旦那が嫌々で仕事している方が嫌だわ」という投稿だ。夫婦たるもの、夫が辛い状況に置かれているのであれば、そこから抜け出すために協力するのが当然という考えの人が多いようだ。

「人間関係で精神的に辛そうなら応援してあげるなぁ……。このまま(その会社に)いて病んじゃったら元も子もないしね!」

という声もある。夫が「ブラック会社にボロボロにされました」と明かす人は、「ガリガリに痩せて虚ろな目で仕事に行く主人が見てられなかった」と振り返り、「辞めてくれて良かったと思ってます。お金は夫婦が健康なら2人で働いて何とかなります」とエールを送っている。

確かに残りの人生は、まだまだ長い。夫が31歳、妻も20代半ばということから、若さがあれば乗り切れると応援する人もいる。

「旦那が転職したい、応援するか?反対するか?応援するに決まってる。旦那の人生なんだから旦那が決めるべき。お金が足りなかったら私も働く。それが結婚、夫婦ってものでしょ」

異業種からの転職組「夫が幸せみたいなんで、なんかもういいか(笑)」

しかし問題は、夫の夢が「整体師」であること。これまでの経験とスキルを活かして働くのと、まったく新しい道で独立するのでは、同じ転職でもワケが違う。国家資格を取るのであれば何年もの通学が必要だし、その間は収入がないどころか学費などもかかってしまう。

子どもが小さいうちは妻も働くのが難しいし、仮に整体師になれたところで収入が安定するとも限らない。「ご主人、子供ができた以上は、自分がやりたいことを優先している場合じゃないと思いますよ」と厳しい指摘もあがった。

転職の動機が人間関係なら「同業種・別会社への転職を薦めたら?」という提案も。技術職であれば、比較的好条件の仕事もありそうだ。

その一方で、夫が異業種に転職した体験談を寄せる人もいる。夫が会社員を辞めて画家になったという人は、自身もパートで働きながら「プチ貧乏」生活を送っている。子どもを持つことやマイホーム購入は難しいとはしながらも、後悔はないようだ。

「夫がすっごく楽しそうで幸せみたいなんで、なんかもういいか(笑)と思ってます。いつか有名になってくれると信じてる」

夫が会社員から教師に転職したという人も、転職前に大学に通った2年間はイライラしケンカが絶えなかったが、「今は教師になっていきいきと働いているので、結果的に転職はよかったと思っています」とコメント。意外と何とかなるのかもしれない。

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