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セルフィー映えするメイク術「コントゥアリング」が海外で流行中

2015年11月19日 15:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

キム・カーダシアンのインスタグラムより
顔を立体的に見せるメイクテクニック「コントゥアリング(Contouring)」が海外で大流行している。キム・カーダシアン(Kim Kardashian)などのセレブが火付け役となり、コントゥアリング専用商品やメイクレッスン動画が続々登場するなどメイク業界のビッグトレンドとして注目されている。

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 コントゥアリングは、ハイライトやシェーディングを使い、頬骨を強調し顔をより掘り深く見せるメイク方法。厚塗りが基本で写真映えが良いため、「自撮り」のトレンドから生まれたメイク術ともいわれ、SNS上で絶大なフォロワー数を誇るケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)らのカーダシアン姉妹が実践していることで話題を集めた。メイクアップブランドの「ナーズ(NARS)」や「バーバリー ビューティー(BURBERRY BEAUTY)」、メイク専門店「セフォラ(SEPHORA)」などはコントゥアリング専用商品を展開し、一般的に浸透しつつある。
 コントゥアリングに関して、主要ファッションメディアが特集を組んでいる一方で、メークアップアーティストのボビー・ブラウン(Bobbi Brown)は、ニューヨーク・ポストに対し「コントゥアリングをしている人の顔を見ると、顔に泥がついているのかと思う。私は美容専門家として、人はみな一人一人違う美しさを持っていると信じている。全員がカーダシアン家のようなメイクをする必要はない」とコメントするなどメイクに否定的な声も上がっている。