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『アーロと少年』ワールド・プレミア開催 ジョン・ラセター「愉快でとても感動する映画だよ」

2015年11月19日 14:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 ディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』のワールド・プレミアが日本時間18日にLAで行われ、製作総指揮を務めたジョン・ラセターや監督のピーター・ソーンらが登場し、日本のファンにメッセージを送った。


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 ワールド・プレミアは、『アーロと少年』一色に染まったLAのエル・キャピタン劇場で行われ、本作で描かれる大自然をイメージしたというレッドカーペットならぬ“リバーカーペット”が会場を飾り、主人公アーロとスポットが世界中から集まった多くのファンやメディアを出迎えた。


 製作総指揮を務めたラセターは『アーロと少年』柄のアロハに身を包み登場。ラセターが、毎回“アロハシャツ”を着てプレミアに登場するのは有名な話で、新作が完成するたびにその作品のアロハシャツを特別に作るほどのこだわりがある。


 恐竜アーロと少年スポットが初めての友達となるストーリーにちなみ、ラセターは初めての日本人の友達について、「僕の初ともは宮崎駿なんだ。彼のことが大好きだよ」と明かし、さらに「『アーロと少年』は愉快でとても感動する映画だよ。ぜひ日本の皆さんも楽しみにしていてください」と日本のファンにメッセージを送った。


 長編アニメーション初監督を務めたピーター・ソーンは、「本作のテーマは“恐れを乗り越える”ことだよ。その困難をどう乗り越えるのか。ぜひ楽しみにしていてほしい」と語った。さらに、「ジョンはいつも“ストーリー、ストーリー、ストーリー”、“クオリティ、クオリティ、クオリティ”を要求するんだ。彼はまずこの二つを大事にしていたよ。でもそれだけじゃなくて、何か違うことをやってみるというアイディアもとても勉強になった。彼の発想はDNAに染みついているんだね」と、ジョン・ラセターから学んだことについて明かした。


 ピクサー史上最も“弱虫”な主人公の恐竜アーロが、離れ離れになってしまった家族の元に帰るため壮大な冒険に出る感動のディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』は、2016年3月12日より全国公開される。(リアルサウンド編集部)