「
トイ・ストーリー」や「
ファインディング・ニモ」など、数々の名作映画を世に送り出してきたアニメーション・スタジオ「
ピクサー」が、来年で設立30周年を迎えることを記念し、展覧会「
ピクサー展」を開催する。
1986年のスタジオ誕生以来、世界中で上映され多くのファンに愛され続けているピクサー作品は、コンピュータ・アニメーションという優れた技術とともに、独創的なストーリーや魅力的なキャラクターが特長。
スタジオには技術スタッフと同じほどの人数のアーティストやデザイナーたちが在籍していて、彼らは手描きのドローイングや、パステル画、彫刻、マケット(キャラクター模型)などを数多く生みだしている。
展覧会では、世界初のフルCGアニメーション映画「
トイ・ストーリー」から最新作「
アーロと少年」まで、映画制作の源となった
アートワーク約500点が一挙に公開される。
また、通常展示以外にも、展覧会のために開発された2つのインスタレーション、「
トイ・ストーリー ゾートロープ」と「
アートスケープ」が登場。
「トイ・ストーリー ゾートロープ」は、円盤の上に配置されたウッディやバズといった「トイ・ストーリー」に登場するキャラクターの立体フィギュアたちを暗闇の中で高速回転させ、それらをストロボライトで照らすことでキャラクターたちがあたかも生きて動いているように見せるという装置で、アニメーションの原理を体感できる。
「アートスケープ」は平面に描かれたアートワークを、デジタル技術を用いて三次元(3D)の動画へと変換し、幅10メートルを超える大型スクリーンに投影するインスタレーションで、まるでピクサーの世界に紛れ込んだような臨場感を味わうことができる。
展示を見て体感すれば、作品の秘密が垣間見え、アニメーションをより楽しく感じられるだろう。
ピクサーの世界観を堪能できる大注目の企画。
ディズニーファンのあなたは是非足を運んでみて。
ピクサー展
場所:東京都現代美術館
開催期間:2016年3月5日(土)~5月29日(日)
休館日:月曜日および3月22日(火)
※3月21日(月・祝)、5月2日(月)、5月23日(月)は開館
公式サイト:http://www.pxr30.jp/
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