フランス人ファッションコンサルタントとして功績を残したジャン・ジャック・ピカール(Jean-Jacques Picart)が、今年末で引退することを表明した。
ジャン・ジャック・ピカールが引退の画像を拡大 ジャン・ジャック・ピカールは、LVMH モエヘネシー・ルイヴィトングループ会長のベルナール・アルノー(Bernard Arnault)のアドバイザーを長年務め、これまでにクリスチャン・ラクロワ(Christian Lacroix)や、ジル・サンダー(Jil Sander)、リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)、エディ・スリマン(Hedi Slimane)など多くのデザイナーの才能を開花させてきた人物としても知られている。最近ではユニクロとイネス・ド・ラ・フレサンジュ(Inès de la Fressange)、「カリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)」とのコラボレーションラインにも携わっていた。
ピカールは、VOGUE誌へのインタビューに対し「ファッションにおいて私は服ではなく"人々"が一番愛おしく、ジャーナリスト、デザイナー、モデル、スタイリスト、バイヤー達は1つの家族です。その家族との別れは悲しいものです」と引退についてコメントしている。