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「本気モードのメルセデスに近づいた」とフェラーリ

2015年11月18日 00:11  AUTOSPORT web

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セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
跳ね馬のボス、マウリツィオ・アリバベーネは、F1ブラジルGPにおけるフェラーリのレースペースがメルセデスAMGとのギャップ縮小を示しているという。

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ニコ・ロズベルグがチームメイトとのマッチレースに勝利した日曜のレースで、ハミルトンの記録したファステストラップから0.216秒差のベストタイムをマーク、最終的にはトップから14.244秒差、2位のハミルトンからは6.488秒差の3位でチェッカーを受けた。

 このタイム差は、今回同様メルセデス2台に続いて3位チェッカーを受けた開幕戦オーストラリアGPの34秒523差を大幅に縮めたかたちだ。

 ベッテルはレース後、メルセデスと唯一の同一周回だったフェラーリが「オーストラリアに比べてより近づいた」と述べ、チームボスのアリバベーネをそれに同意している。

「数字を見れば、それが発明でもなんでもないことは明らかだ」とアリバベーネ。
「セーフティカーやその他の要素もない中で、我々が最も彼らに近かった。我々だけがメルセデスとすべてのラップを走りきった」
「ある周では(彼らに)近いペースだったし、ある周では同じタイムだった。数周に関しては上回っていたこともあった」

「この状況での結果ならOKだが、勝った時こそがグッドだ。従って日曜はOKということだ」

 アリバベーネはライバルの2台が終始本気モードだったと感じており、フェラーリ勢のパフォーマンスには満足している。

「彼らはプッシュしていた」とアリバベーネ。
「あるタイミングでは非常に激しくプッシュしていた」
「最後の3、4周は別として、日曜日の彼らが終始本気だったと私は確信している」

「おそらく、別のレースではそうではなかったかもしれない」
「メルセデスのみが知ることだが、我々のデータでは彼らがプッシュしていたと考えている」