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華やかなフィギュア選手 スポンサーがつくのは一部選手のみ

2015年11月16日 05:20  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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今シーズンのグランプリシリーズがますます盛り上がりを見せているフィギュア。しかし意外とフィギュアに関する知らないことも多い。そこで、素朴な疑問を調べてみた。 ・フィギュアスケーターの収入源は? シーズンが始まると、大会などに出っぱなしになるイメージのフィギュアスケート選手たち。とはいっても、お金がないと生活できないはず。いったい、どうやってお金を稼いでいるのだろうか。 「エキシビションやアイスショーの出演料、教え子にスケートや振り付けなどを教えている人たちは、その指導料などが主だった収入源ですね。いわゆるスポンサーがついているのは浅田真央選手や羽生結弦選手のような競技生活者くらいです」(解説者の佐野稔さん) ・よく言われる“表現力”って何? フィギュアを見ていると採点などで耳にする“表現力”というキーワード。でも、具体的には何を指しているのかわからない人もいるのでは? 「表現力に関しては、どこに違いがあるのかというのは正直難しいです。解説者が“表現力が豊かですね”と言ったら、“そうなんだ”と思ってほしいです(笑い)。そのくらい一概には言えません」(佐野さん) 一概に言えない理由とは? 「表情の豊かさや、手を大きく使ったり身体のねじりがいいバランスを保っているなど、身体全部が表現するためのツールなんです。ひとつのポーズを作っているところが曲にマッチしているとか、哀しいシーンのときにその表情を作っているなども表現力の一例として挙げられます」(佐野さん) ・どんなに派手な衣装を着てもいい? 毎試合、きらびやかなものや、演技のイメージに合うものなど、多種多様な衣装を着る選手たち。そんな衣装に何か決まりはあるのか? 「出場前に大会側からのチェックなどは特にありませんが、女子では過度な露出は禁止されています。飾りはつけすぎの場合、氷上に落ちてしまうと転倒と同じく1点の減点になってしまいます。氷上に衣装の一部を落として、その上で演技をしたら危険、ということが理由です」(佐野さん)