2015年F1ブラジルGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはトラブルによりタイムを記録することができず、ジェンソン・バトンは17位だった。
ホンダF1プロジェクト総責任者 新井康久
「世界中の大勢の人たちにとって本当に悲しい一日になりました。パリで起きた恐ろしい事件の被害を受けた方々に心よりお悔やみ申し上げます。私たちホンダは一丸となって支援にあたりたいと思います」
「FP3では予選と決勝に向けてフェルナンドとジェンソンのパワーユニットの最終的なデータセッティングと調整の確認を行いました」
「予選Q1の計測ラップでフェルナンドのパワーユニットに問題が発生しました。これについては現在も調査中であり、詳細は不明です。エンジン内で予期せぬ水温の上昇が見られたため、マシンを止めることに決めました。午前中には異常の兆候が全く見られず、順調に動いていたので、非常に落胆しています」
「ジェンソンは予選でマシンの感触がよくなったと話していましたが、残念ながらほんのわずかの差でQ2進出を逃しました」
「明日は雨が降るという予報が出ているので、突然の天候の変化に適応できるよう、パワーユニットのスロットル特性とドライバビリティに関して備えを行います」