2015年F1ブラジルGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはパワーユニットのトラブルのため、タイムを出すことなく予選を終えた。
フェルナンド・アロンソ 予選=-位(ノータイム)
「辛い時期だ。メキシコGPでは決勝に参加することができず、ここブラジルでは予選で全く走れなかった。もちろん幾分フラストレーションを感じる」
「だが自分たちの状況は理解している。あらゆるミスから学び、来年再発しないよう、すべての状況を整える必要がある」
「僕らの弱点はすべて特定されつつある。論理的かつ賢明な措置を取っているところなので、僕は今も前向きな気持ちを失っていない。こことアブダビで苦労するとしてもね」
「最後に重要な話をしたい。昨日フランスの首都で悲劇が起こった。フランスとその国民の方々に心から支援の気持ちを示し、お悔やみを申し上げたい。衝撃的な事件だが、こういうとき、このスポーツにできることが何かしらあると僕は信じている。世界の国々は団結できるということ、団結すべきであるということを示すんだ。そのためにF1界のすべての人間が手を携えて明日素晴らしいレースを開催したい」
「(F1公式サイトに対して、Q1の後、表彰台にジェンソン・バトンと一緒に上ってファンに手を振ったことについて語り)表彰台がすぐそばにあったから、「これ以上近づけることはないだろうね」と話して、「写真を撮って今年の記念にしよう」ということになった。3月には本当に表彰台に登れるといいな」
「予選に参加できず、大きなフラストレーションを感じる。苦しい時期だが、自分たちの問題やミスから学び、来年は起こらないようにしなければ。今年は全体的に信頼性の面でよくないけれど、今週末は特によくないね。2回エンジントラブルが起きた」
「でも状況は把握している。シーズンを通して最下位なのだから、ここでも最下位だしアブダビでもそうだろう。アブダビでQ1で敗退したとしても、もはや失望の結果とはいえない。これが現実なんだ。それを自覚し、来年に備える必要がある」
「問題が大きければ、それだけ大きな対策が必要になる。今僕らが来年に向けて行っているのはそういうことだ。前向きな気持ちは失っていないよ」