「アスティエ・ド・ヴィラット(Astier de Villatt)」が、ローマ・フランス・アカデミー「ヴィラ・メディチ」と制作した新コレクション「ヴィラ・メディシス」が日本に初上陸した。青山のエイチ・ピー・デコ(H.P.DECO)で開催されるクリスマス展「Le Noël d'Astier de Villatte」で展開されている。
9月にパリの展示会で発表された「ヴィラ・メディシス」の陶器コレクションは、ローマ時代の競馬場を思わせるオーヴァル皿や、大きな深丸皿、そしてアントルメ皿で構成。皿の縁が幅広い古代の食器を想起させるデザインが特徴で、全てシンプルな白で表現されている。これに加え、芸術家のアトリエと「ヴィラ・メディチ」の壮厳な庭園に着想を得て調香されたキャンドルと同様のお香が登場。アスティエ・ド・ヴィラットのデザイナー、イヴァン・ぺリコーリとブノワ・アスティエ・ド・ヴィラットが世界各地でセレクトしたクリスマスギフトやオーナメントが揃う「Le Noël d'Astier de Villatte」会期中のH.P.DECOでは、「ヴィラ・メディチ」の庭園写真を壁紙に使用した空間が出現し、新作に加えてキャンドルやステーショナリーもともにインスタレーション形式で同コレクションの世界観を楽しめる。なお、15日からは神戸のアッシュペーブチックでも、「Le Noël d'Astier de Villatte」を同時開催。会期は東京、神戸ともに12月27日までが予定されている。