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sasakure.UKの楽曲を入間人間が小説化、終末と向き合う少女の物語

2015年11月13日 15:10  CINRA.NET

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入間人間『しゅうまつがやってくる!―ラララ終末論。Ⅰ―』表紙
sasakure.UKの楽曲をもとにした入間人間の小説『しゅうまつがやってくる!―ラララ終末論。Ⅰ―』が、12月18日に刊行されることがわかった。

実写映画化された『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』や、アニメ化された『電波女と青春男』などを発表している小説家・入間人間と、ボーカロイドを使用した楽曲を中心に制作し、12月2日にニューアルバム『不謌思戯モノユカシー』のリリースを控えているsasakure.UK。

『しゅうまつがやってくる!―ラララ終末論。Ⅰ―』の原案は、sasakure.UKが2010年に発表した楽曲“しゅうまつがやってくる!”。同曲はsasakure.UKによる4部作「終末シリーズ」の1曲となる。小説は、14歳の少女・文崎双葉が謎のメールをきっかけに世界の終末を向き合うことになるというあらすじだ。イラストを手掛けたのは、私立恵比寿中学のシングル『仮契約のシンデレラ』サブカル盤のジャケットイラストなどを担当したイラストレーターのusi。

■入間人間のコメント
この仕事を始めるまで、所謂ボーカロイドというものとは縁遠い人間でした。そんなやつになぜこうした仕事が任されたのか。実は自分にも分かりません。そういう流れがあって、そういう巡り合いがあったと思うほかありません。そしてこの歌にまつわる話も、そうした巡り合わせに想いを馳せるものではないかと思います。この歌と本に出会って悪くなかったと思えるような、そんな出会いが増えることを願って携わらせて頂きました。まずは第一巻、近々発売です。よろしくお願いします。

■sasakure.UKのコメント
僕は入間さんの独特な表現や、読み手をハッとさせる展開がすごく好きで、入間さんなら“終末シリーズ”をもっと素敵で広がりのあるものへ昇華してくれるに違いない!という熱い想いと共に、この企画が始まりました。
今回入間さんに文書をお願いするにあたって、自分の作品と再び向かい合って、綿密に、本当にかなり綿密にプロットを纏め上げました…!楽曲の中だけでは伝えきれなかった事やもっと表現したかった事を掘り下げながら、“終末シリーズ”を知ってくださる方々にも、新しく僕や入間さんを知ってくださる方にも楽しんで頂けるような作品を目指しました!
ぜひお手に取ってみて下さいね。