フェラーリ傘下のF3ドライバー、ランス・ストロールが、ウイリアムズの開発ドライバーに就任する見込みであることが分かった。
英Autosportは、マラネロのアドバイザーであるルカ・バルディセッリがストロールの開発ドライバー就任について、ウイリアムズと交渉を進めているとしている。
今年17歳のストロールは、現在フェラーリの若手育成プログラム、FDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)の一員に名を連ねており、フェラーリF1の元チーフ・エンジニアだったバルディセッリが同プログラムを率いている。
ウイリアムズでは最近、テストドライバーを務めていたスージー・ウォルフがモーターレーシングからの引退を発表。チームは現在、リザーブドライバーにエイドリアン・スーティル、開発ドライバーとしてアレックス・リンを抱えているが、ウォルフの抜けたラインナップにストロールが加わることになりそうだ。
今季、ストロールはヨーロピアンF3選手権にプレマパワーから参戦し、ランキング5位とまずまずの成績を収めた。
彼の父親は以前、ザウバーF1の買収を度々報じられていたカナダの富豪、ローレンス・ストロールだ。