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長距離ランの概念変える?アシックスが次世代シューズ「メタラン」発表

2015年11月12日 22:12  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

メタラン Image by: Fashionsnap.com
アシックスが11月12日の今日、次世代の長距離ランニングシューズ「メタラン(MetaRun)」を発表した。「全ての長距離ランナーをターゲットにしたアシックスの新たなベンチマーク」(同社 グローバルブランドマーケティング統括部 統括部長 ポール・マイルズ)と位置付けて、4つの特許技術と5つの新テクノロジーを搭載。グローバル全体で6万足を展開し、うち日本では700足を11月18日に発売する。

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 メタランに搭載された新テクノロジーのうち、同社最軽量のミッドソール素材「フライトフォーム(FlyteFoam)」と走りの安定性を高める「アダプトトラス(AdaptTruss)」はともにアシックスの特許技術。フライトフォームによって、業界標準のミッドソール素材よりも約55%、シューズ全体の重量が20グラム以上軽くなるなど各性能を大幅に拡充させる。
 今回の新製品は神戸のアシックススポーツ工学研究所が中心となり「現状のシューズ開発にかかる制約を取り払い、将来につながる今までにない最高のランニングシューズをつくる」というミッションのもと3年をかけて完成。今日開かれた関係者向けの発表会で、同研究所のフットウエア機能研究部 フットウエア機能開発チーム マネージャー森安健太は「各機能の適切な組み合わせを見つけ、バランスを取ることがパフォーマンスの高いシューズを生み出すコツ。長距離を快適に走るために重要な軽量性と安定性、フィット性、クッション性の4つの機能を最大限に発揮することを目指した」と話している。
 メタランはブラックを基調とするゴールド(T641N)とローズゴールド(T691N)の2色を揃え、価格は各27,000円(税抜)。11月18日から公式ECサイトと直営店のアシックスストア東京・原宿・大阪で取り扱う。
■メタラン 公式ページ