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マッサやヒュルケンベルグも「2日フォーマット」のF1を支持

2015年11月11日 19:30  AUTOSPORT web

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最近よく話題となる「土・日のみ2日制」フォーマットへの変更。マッサも十分な走行距離を確保できることを条件に、支持を表明している
ウイリアムズのフェリペ・マッサは、話題になっているF1フォーマットの変更について意見を述べた。彼も「土・日の2日制にする案」に賛成している。

 先月のアメリカGPでは豪雨の影響で、金曜と土曜のセッションをほとんど走れず、予選も日曜の朝に順延された。この他にも最近では日本GP、ロシアGPと金曜のセッションが雨に見舞われ、各チームが走行を控えるシーンが目立っている。F1全体にとっても、雨にもかかわらず足を運んでくれている観客にとってもマイナスとなっていることもあり、金・土・日の3日制で続いてきたF1フォーマットを変更しようとという声が上がっているのだ。

 アメリカGPの件を受けて、フェラーリのキミ・ライコネンは全スケジュールを2日制にするほうがよいのではと発言。土曜に従来の3回ぶんに相当するフリー走行を行い、そのまま予選。そして日曜に決勝レースを行うという案を提示した。

 またニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)も以前からフリー走行時間が長すぎると主張。2日制への変更に賛成の意を表明している。

 マッサは現在のフォーマットを圧縮する形が現実的なゴールと考えており、週末を通して全チームが走行距離を確保できるような変更を望んでいる。

「僕は金曜のセッションがなくなっても問題ないと思う。特に天気が悪くなったときは何も起きないからね。どのセッションでも多くのマシンが頻繁に走っているほうが良いだろう」

「土曜の朝にフリー走行を行って、午後に予選をする。もし雨などの問題が土曜に発生した場合は、日曜に移動させることができると思う。そのケースは非常に稀だけどね」