繊細さと透明感が特徴のガラスアートはいつの時代も人気が高いが、
Graham Muirさんの作品は、その中でも極めつけの美しさ。
微かに色を帯びたオブジェは、まるで天使の羽のようだ。
ダイナミックな動きを感じさせるフォルムでありながら、微妙なバランスを保ち静止している。
ガラス工芸の教授として、さまざまな経験を積んできたMuirさん。
これまで培った技術と経験を注ぎ込み、作品を制作している。
もちろん制作はすべて手作業。
空気を吹き込み、熱したガラスの中に漬け、それを冷やすという工程を何度も繰り返すことで、この信じられない作品を作り上げた。
「ガラスは自然の美しさと壊れやすさを表現するにはぴったりの素材。そして美しさと同時に恐ろしい面も秘めている」
Muirさんの言葉通り、実際にこの美しさを前にすれば、息を呑んで見つめるしかないだろう。
Graham Muir
http://grahammuir.co.uk/
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