『Mail on Sunday』紙にそう発表したのは、心疾患とメタボリズムを研究する英レディング大学の「Institute for Cardiovascular and Metabolic Research」に所属し、健康栄養学において特にフラボノイドの効果に焦点を当ててきたジェレミー・スペンサー教授とその研究チーム。彼らは高齢者における時空間の認識および記憶力を確認する実験を行った。すると週あたりグラス3杯分のシャンパンを飲んでいるという人たちの正解率が、他を圧倒するものであったそうだ。「マウスの実験でも確かめましたが、適度な量のシャンパンを飲むことで、記憶力や認知機能を鍛えることができるのかもしれません。世界で初めての発見だと思います」とスペンサー教授は興奮気味に語っている。