トップへ

太川&蛭子のテレ東『ローカル路線バスの旅』が映画化、初の海外へ

2015年11月10日 10:10  CINRA.NET

CINRA.NET

左から蛭子能収、太川陽介、三船美佳
テレビ東京の旅バラエティー番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』が映画化され、2016年春から全国で公開されることがわかった。

2007年から放送されている『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』は、太川陽介と蛭子能収、さらに「マドンナ」となるゲストを加えた3人による旅の模様を映す番組。移動は原則としてローカル路線バスを使用するといった3つのルールのもとで、計画性とリーダーシップを発揮する太川とやる気のない蛭子が、地元住民と触れ合いながら3泊4日以内に目的地に到着することを目指す。

劇場版のタイトルは『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』。今回の舞台は台湾となる。同番組が海外で撮影を行うのは今回が初めて。マドンナは三船美佳。撮影時には台風21号が台湾を直撃しており、バスが全て運行中止になるという危機に見舞われたという。なお撮影はすべて4Kの画質で行われている。ナレーションはテレビ版と同じくキートン山田が担当。

■太川陽介のコメント
バス旅が映画化されると聞いた時は驚きと不安でいっぱいでした。
わざわざ映画館まで足を運んで貰って満足していただけるのか?と…。
でも実際撮影が始まると場所は台湾。言葉が通じない。
いくら通訳の人が間に入っても時間かかかり細部までは情報を得られない、まどろっこしさ。
地図も日本の道路地図のように細かくバス停など載っていない大まかな地図…。
しかも魔の3日目に訪れた今までに経験した事の無いハプニング…!
喜びと落胆の乱高下!きっと楽しんで頂けると思いますよ~!!

■蛭子能収のコメント
初めての海外ロケでワクワクしましたが、結局言葉が通じなくて殆ど通訳の女性頼りになってしまいました。2日目に台風が来てバスが一日中停まってしまった為、動きたくても動けない状態で歯ぎしりするばかりでした。
結局最後の日に、かなりの距離を走らねばならなくなり大変でした。
4日間で目的地に着けたかどうかは映画を見て確かめて下さい。自分たちは一生懸命やりました。ちなみに台湾のバスと日本のバスの違いはバスの後ろに全面広告があり、後ろを見ても景色が見えません。これは運転手にとってかなりきつい筈です。あと料金の払いは殆どパスモみたいなカードで払います。台湾の人たちとの交流も楽しかったですよ。

■三船美佳のコメント
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」今回は、初の海外で台湾!しかも映画!
大好きな番組に参加させて頂ける事に胸が弾ずむ一方で、結構ハードなガチ番組という事もあり、緊張気味に打ち合わせに参加しました。そこでまず驚いたのが、打ち合わせ資料の少なさ!目の前にあるのは、台湾の地図がペラリンと1枚と往路のフライトスケジュールだけ!でも台湾は路線バスがとても充実してるみたいだし、せっかくの映画だから、見に来てくれる皆さんにも十分に旅気分を満喫してもらいたい!私自身、初台湾!小籠包とかタピオカも外せないでしょ~!と。しかしそんな、のんきな事言ってる場合じゃなかった!?台湾へ到着して大パニックの連続!即ブチ当たった、言葉の壁!そしてまさかの台風直撃!!困ってる私たちを見ると寄ってきてくれて、自分の時間も惜しまず手を差し伸べてくれる現地の方の温かさに助けられました。日本のバスとの違いで最後まで楽しみながらも、ずっと緊張しっぱなしでしたが、そこはさすがの頼れる太川さん。旅の間でいろんな相談にも乗って下さり本当に良いお兄さん!大好きな蛭子さんの意外な一面や優しさでみんなが笑顔になりながら、日本では見れないお二人の距離感も必見!笑!路線バスに乗ると、世界がとても身近に感じられて、より素敵な出会いができる事を痛感しました。感動と奇跡だらけで、忘れられない旅になりました。皆様にも楽しんで頂けますように、、、
あ~でもやっぱり小籠包とタピオカは食べたかったかなぁ!!笑!