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マウスとキーボードはもう古い!?指を動かして、正確なジェスチャー操作が可能な「Gest」に注目!

2015年11月09日 15:01  Techable

Techable

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マウスとキーボードを使って、コンピューターを操作する時代が長く続いているが、それが今後、「Gest」のようなツールで変わっていくかもしれない。
・手の動きでジェスチャーコントロール
Apotact Labが手がけている「Gest」は、ジェスチャーでコントロールするデバイス。

グローブのような形状をしており、ストラップを使って、親指以外の4つの指に装着する。やわらかく、フレキシブルなストラップのおかげで、どんな人の指にもフィットするようになっている。
・15のセンサーが正確にモーションをキャッチ
加速度計、ジャイロスコープ、磁力計などの組み合わせで機能する、全部で15の異なるセンサーを片手ごとに搭載。

これが指のモーションを正確にキャッチし、精密なコントロールを可能にしている。

微細な指の動きを感知する独自のソフトウェアが、ユーザーの手の動きをモニター。時間とともにそれらのパターンを学習し、“ユーザー固有のモデル”を確立。さらに正確なジェスチャーコントロールが完成されていくという。

ジェスチャーコントロールツールは他にもいくつか登場しており、筋肉の動きを検知する「Myo armband」や、カメラや赤外線を使って指の動作で操作する「Leap Motion」などもあるが、動きの精度において、「Gest」は特に突出しているため、アーティストやデザイナーのような専門職向けともいえる。
・Photoshopと連動も
チームでは、「Adobe Photoshop」向けのアプリケーションを開発しており、“指先を動かすと、アプリを切り替え”“スクリーンを指差すと、マウスカーソルが移動”“手首をひねると、カラースライダーを調整”“3Dオブジェクトをつかんで、回転させる”といったようなアクションが可能になる。

「Gest」はBluetoothでスマートフォンやタブレット、PCと接続し、LEDライトが通信中ステータスを示す。また、マイクロUSBでデバイスの再充電が可能だ。
・Kickstarterで出資受付中
現在、クラウドファンディングKickstarterで出資受付中の「Gest」。公開されているSDKを活用すれば、このデバイスを使って、いろいろなアプリケーションを構築することができそうだ。

Gest