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いきものがかり・水野良樹が『バズリズム』で作詞法明かす「サビ頭の母音を『あ』にする」

2015年11月07日 14:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『バズリズム』公式HP

 バカリズムとマギーが司会を務める音楽番組『バズリズム』(日本テレビ系)の11月7日放送回に、いきものがかり、スキマスイッチ、chay、WANIMAらが出演した。


 同番組は、音楽シーンに口コミ(バズ)で広がる、最新の音楽や話題の楽曲を発信していく番組。番組放送と並行してTwitterと連動、出演者に関するツイートをまとめて表示し“今”バズっている音楽情報を閲覧できるほか、音楽ファンと親和性の高いSNSを情報源にしながら、さまざまな“バズミュージック”を紹介する内容となっている。


 冒頭、トークコーナー「おしゃべりズム」には、いきものがかりが登場。まずは番組がいきものがかりの“10年間のバズワード”として「水野 歌詞 女子っぽい」という言葉を紹介。同バンドは詞曲を水野良樹と山下穂尊の2人で手がけているが、水野は「僕の書く歌詞があまりにも女子っぽいので、“コッチ”の人じゃないかと疑われている」と明かし、作詞をする上で踏まえているポイントを語った。


 ここで水野は「少女漫画のようなワードを使う」「サビ頭の母音を『あ』にする」と、いきものがかりのヒット曲に隠れた法則を説明。サビ頭で「あ」を使っている理由として「路上ライブだと、吉岡が一言歌うタイミングでお客さんの心を掴まないといけないから、一番強い音にした」と、路上ライブの経験則から現在の作詞法を確立したと語った。


 また、2番手のゲストにはスキマスイッチが登場し、バカリズムとマギーは大橋卓弥からハーモニカを勉強。基礎を学んだバカリズムは、スキマスイッチと「全力少年」をセッションした。その後、スキマスイッチは最新曲「LINE」をスタジオライブで演奏した。


 番組終盤のコーナーであり、アーティストがバカリズムに悩みを相談する「アーティストとつながリズム」では、chayが「ネガティブに考えてしまうのが悩みです」と相談し、バカリズムは「ネガティブに考えない。どうせいつか死ぬんだから」と回答。その後chayは新曲「好きで好きで好きすぎて」を披露した。


 そのほか、武井俊祐(ヴィンテージ)がロケを行い、アーティストの魅力を探る「緊急指令! 今すぐ探リズム」では、WANIMAのラジオをサポートするなどした今回の放送。次回はKANA-BOON、Base Ball Bear、MACO、DANCE EARTH PARTYなどが出演する予定だ。(向原康太)