11月7日(土)に行われるフォーミュラE第2戦プトラジャヤePrix(マレーシア)に、トゥルーリ・フォーミュラEチームが出場しないことが明らかになった。
トゥルーリ・フォーミュラEチームは、オフシーズンのテストで僅か数周しか走ることができず、開幕戦北京ePrixにはマシンを北京に持ち込んだものの、中国の税関で主要パーツが没収されてしまったため、レース欠場を強いられた。
サルバドール・デュランの突然の離脱により、ヤルノ・トゥルーリがドライバーとして復帰することが、現地時間の6日に明らかになるなど、迷走が続いていた同チーム。ただし、今回こそは出走できる見込みだと伝えられていた。しかし、結局は車検を通過できなかったとして、トゥルーリとビタントニオ・リウッツィが、プトラジャヤePrixに出走しないことが、正式に発表された。
これにより、プトラジャヤePrixは開幕戦北京に続いて18人のドライバーにより、争われることになる。
トゥルーリ・フォーミュラEチームは、Motomatica JT-01と名付けられたパワーユニットを使っているが、これが上手く作動していないとの噂もある。チームは第3戦プンタ・デル・エステePrixで、マシンを再び車検にかけることができるが、それまでに問題を解決できるかどうかは、不透明なところだ。