2016年4月4日から放送されるNHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の追加キャストが発表された。
『とと姉ちゃん』は、大橋鎭子や花森安治をはじめとする雑誌『暮しの手帖』の創業者たちの軌跡をモチーフに、女性だらけの家族の長女・小橋常子が戦前戦後の昭和をたくましく生き抜き、やがて雑誌『あなたの暮し』を創刊する物語が描かれる。これまでの発表ではヒロインの常子役を高畑充希が演じることが明らかになっていた。
今回出演が発表されたのは、常子が11歳の時に「家族のことを頼む」と言い残して命を落とす父・竹蔵役の西島秀俊、常子ら3姉妹の母・君子役の木村多江、常子の妹・鞠子役の相楽樹、末っ子・美子役の杉咲花、竹蔵の弟で彼の死後、小橋家を支える鉄郎役の向井理。
さらに静岡から上京した常子が上京して出会う深川の人々のキャストも判明。深川の材木問屋・青柳商店の女将で、君子と絶縁状態になっている母・青柳滝子役の大地真央をはじめ、片岡鶴太郎、大野拓朗、秋野暢子、ピエール瀧、平岩紙、川栄李奈らが出演する。ピエール瀧が演じるのは、仕出し屋・森田屋の主人兼板前という役どころだ。また常子の親友・中田綾役の阿部純子、青春時代の常子を支える植物学者志望の大学生・星野武蔵役の坂口健太郎、常子の女学校時代の恩師・東堂チヨ役を演じる片桐はいりもキャストに名を連ねている。