映画『高台家の人々』のキャストが発表された。
2016年6月に公開される同作は、『ごくせん』『デカワンコ』などの作品で知られる森本梢子が『月刊YOU』で連載中の同名漫画が原作。奇想天外な妄想をすることが趣味の内気なOL・平野木絵と、人の心が読めるエリートサラリーマン・高台光正の恋愛模様や、2人の関係を認めない光正の母、光正を思い続ける女性の姿などが描かれる。
「釣り合わない恋」に不安を募らせる30歳のOL・木絵を演じるのは綾瀬はるか。イギリス人の祖母を持つ高台家の長男で、テレパシー能力の存在を木絵に打ち明けることができない光正を斎藤工が演じる。さらに光正と同じくテレパシー能力を持つ妹の茂子役に水原希子、弟の和正役に間宮祥太朗、光正たちの母で能力を持っていない由布子役に大地真央、同じく能力を持っていない父のマサオこと茂正Jr.役に市村正親がキャスティングされている。メガホンを取るのは、ドラマ『謎解きはディナーのあとで』『ゴーストライター』などの土方政人。脚本はドラマ『ナースのお仕事』シリーズや映画『ヘルタースケルター』などの金子ありさが担当する。
■綾瀬はるかのコメント
よく妄想するところは木絵ちゃんと似てます。友だちに妄想話をすると気持ち悪がられます!
ヘンテコな妄想と特殊な能力を持った男女が織り成すコミカルなラブストーリーをお届けできたらと思ってます。
■斎藤工のコメント
光正さんは全てが私とは程遠いスマートなキャラクターですが光正の持つ闇の部分等、内側から繋がって行こうと思います。
また、本作の肝であるテレパスはSNS主体の現代に何処か当てはまると思いました。
皆が本音をとり繕い感情を整え真実が見付け辛い時代だからこそこの作品に必然性を感じます。
色々なご意見があると思いますが、このチームで実写化をやらせて貰う以上我々も原作を尊重しながら胸を張って皆さんにお届け出来る様尽力致しますので、どうか映画『高台家の人々』を来年の楽しみの一つにして頂きたいです。
■森本梢子のコメント
きゃーーーーーーーーーー!!と、叫んでしまいましたよ。
綾瀬はるかさんと斎藤工さん!!素敵!!
大、大好きな、お二人です。
「でも、見た目平凡で目立たない木絵がそんなに綺麗で良いのか!?
でも、でも、綾瀬さんのにじみ出る人柄の良さや、ちょっと、ぽーーっとした(あ、ごめんなさい)感じはぴったりなのか!!」などと、一人で興奮しています。
めちゃくちゃかわいい木絵とよだれが出そうな(あ、ごめんなさい)魅力的でカッコイイ光正さん!
そして麗しい三兄姉弟と、ゴージャスなご両親!!
そして、そして、妄想はいったい…!?
あーー早く観たいです!!
■土方政人監督のコメント
綾瀬さんは、今回の役柄の「木絵」にぴったりだと思います。
木絵のような雰囲気を持っていますし、彼女のコメディエンヌの一面が演技に出ていて良いですね。
そして斎藤さんもまた、ちょっとミステリアスなところがあるので、光正像として魅力的です。
木絵の妄想シーンは、綾瀬さん、斎藤さんをはじめとして皆さんの演技が素晴らしいので楽しみにしてもらえたらと。
そして、光正がテレパシー能力で木絵の妄想をどう見てるのか。
その光正のリアクションを面白く描いていきたいです。
希子ちゃんと間宮くんは、今回初めてお仕事をするので撮影が楽しみですし、市村さんと大地さんの夫婦は絶対に面白くなると思います。