ひびのこづえによる『生きているコスチューム展 ひびのこづえのほぼ3日のできごと』が、11月6日から東京・表参道のTOBICHIで開催される。
野田秀樹演出作の舞台衣装や雑誌、テレビCM、宇多田ヒカルらのPVなどで数多くの衣装を手掛けてきたひびのこづえ。ひびのが「ずっとやりたかった」展覧会だという『生きているコスチューム展』では、ひびのの衣装を纏ったダンサーの稲川千鶴が会場内で時間を過ごす様子を3日にわたって公開する。
会場では長年ひびのとタッグを組んでいるesper.が、衣装を着た稲川にメイクを施す場面から見ることができるほか、国広和毅がギターによる生演奏を披露。初日の11月6日は公開リハーサルとなる。なお稲川の会場での過ごし方は決められておらず、国広とのコラボレーションによる即興ダンスが披露される可能性もあるという。
また同展では、ひびのがこれまでに制作したコスチュームの展示や、新作の腹巻き、2016年版の「ホワイトボードカレンダー」、ポーチなどの販売も実施。ひびのは同展について「『誰かに着てもらって、ここにいてもらえたらいいなあ』とつぶやいたら、夢が実現しました(笑)」とコメントしている。