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脚本家・木皿泉の密着映像がDVD化、闘病記やシナリオ収めた書籍付き

2015年11月05日 12:40  CINRA.NET

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『木皿泉~しあわせのカタチ~DVDブック』表紙
『木皿泉~しあわせのカタチ~DVDブック』が、12月2日に発売される。

和泉努と妻鹿年季子による夫婦脚本家・木皿泉。『向田邦子賞』を受賞した『すいか』をはじめ、『野ブタ。をプロデュース』『Q10』といったドラマで脚本を手掛けるほか、自身の脚本でドラマ化された小説『昨夜のカレー、明日のパン』など著書も多く発表している。2004年に夫の和泉が脳出血による左半身麻痺となったが、妻の妻鹿による介護を受けながら2人で創作活動を続けている。

『木皿泉~しあわせのカタチ~DVDブック』は、2011年にNHK BSプレミアムで放送されたドキュメンタリー番組『しあわせのカタチ~脚本家・木皿泉 創作の“世界”~』を収めたDVDと、書籍で構成。DVDには2人の創作風景に密着した映像に加え、番組内で放送された薬師丸ひろ子と田中哲司が出演した書き下ろしのドラマも収められる。

書籍には2人へのロングインタビューや、和泉が脳出血で倒れた際の心情を綴った妻鹿の闘病日記、DVDに収められた番組内ドラマの脚本などを収録。さらに妻鹿のデビュー作となったラジオドラマ『ぼくのスカート』の脚本や、夫婦の日常に密着した写真も掲載される。