トップへ

エム・パトモスとパブリック・スクールのIWPグランプリ受賞コレクションを伊勢丹新宿店が独占販売

2015年11月04日 19:52  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

エム・パトモス受賞コレクションのショー Image by: THE WOOLMARK COMPANY
インターナショナル・ウールマーク・プライズ(IWP)2014/15のウィメンズ部門で優勝した「エム・パトモス(M.Patmos)」と、メンズ部門で優勝した「パブリック・スクール(Public School)」の受賞作となる最新コレクションが、伊勢丹新宿店で発売された。日本では唯一の展開で、世界でもハーヴェイ・ニコルズ(ロンドン)、サックス・フィフスアベニュー(NY)、ディエチ・コルソ・コモ(ミラノ、北京、上海)、ジョイス(香港)といった限られた店舗と、2つのオンライン(mytheresa.com、matchesfashion.com)のみで販売される。

ウールマーク・プライズの受賞コレクション発売の画像を拡大

 「エム・パトモス」は、デザイナー マルシア・パトモスにより、2011年にニューヨークでスタート。建築にインスパイアされたシルエットと洗練されたカラーパレットが特徴で、とくにニットウェアを得意とする。受賞作は複数の都市をまたぐように旅する女性をイメージして製作し、コレクションの95%にメリノウールを使用した。2008年にマックスウェル・オズボーンとダオイー・チョーが立ち上げた「パブリック・スクール」のコンセプトは、彼らの出身地である「NEWYORK」。ニューヨークの街で生活する中でインスパイアされたものをコレクションに落とし込んでいる。受賞作では、有史以前と世界滅亡までのどこかの時代において、ウールと共存したことで生き続けた仮想の種族のストーリーを表現したという。
 発売に合わせ、「エム・パトモス」のマルシア・パトモスと道端ジェシカによるトークショーが10月31日に伊勢丹新宿店本館3階で開催された。トークショーでは、コレクションテーマでもある旅やファッション、メリノウールを中心に語り、マルシア・パトモスは「旅をする女性をテーマに考えたため、飛行機の中でも着れて、そのまま飛行機から降りてすぐにミーティングにも参加できるようなデザインにしている」とコメント。道端ジェシカも「メリノウールは肌触りが良くシワになりにくいので、スタイリッシュに着こなせる」と、メリノウールの特性について語った。
 11月3日には、同会場でファッションショーを開催。「エム・パトモス」のコレクションに加え、インターナショナル・ウールマーク・プライズ(IWP)2014/15のファイナリスト「ヴィメジャー」のコレクションがランウェイを飾った。また、同メンズ館2階では11月1日に、「パブリック・スクール」デザイナーのダオ・イーチョーとマックスウェル・オスボーンが来店。デザイナー2人によるDJパフォーマンスが行われ、会場を沸かせた。
 2組のIWP優勝者を迎える三越伊勢丹の担当バイヤーは、「2組の才能ある革新的なデザイナーのコレクションは、ともにコンテンポラリーなデザインと革新的な技術が駆使されています。きっとお客様の心をとらえるでしょう」とコメントしている。
■インターナショナル・ウールマーク・プライズ(IWP):公式サイト