ディズニーとピクサー・アニメーション・スタジオの新作映画『アーロと少年』のポスタービジュアルが公開。あわせて特別映像も公開された。
同作の舞台は、数千万年前に隕石が地球に衝突せず、絶滅を免れて言葉を持った恐竜たちが、言葉を持たない人間たちと共存する世界。臆病で甘えん坊の恐竜アーロと、ひとりぼっちの人間の少年スポットによる友情が描かれる。
ポスターには、ピクサー史上もっとも弱虫なキャラクターになるというアーロと、言葉を持たないスポットが涙を浮かべているビジュアルが使用されている。
あわせて公開された特別映像は、1995年の『トイ・ストーリー』公開から現在までに発表されたピクサー作品を「友情」にフォーカスして振り返った内容。『トイ・ストーリー』のウッディとバズ、『モンスターズ・インク』のマイクとサリー、『カールじいさんの空飛ぶ家』のカールとラッセル、『ファインディング・ニモ』のマーリンとドリー、『インサイド・ヘッド』のヨロコビとカナシミといったキャラクターたちが登場している。後半では『アーロと少年』のアーロとスポットが、言葉を介さずに交流する様子や、大自然の中で冒険を繰り広げる場面が確認できる。
なお『アーロと少年』についてピーター・ソーン監督は、「恐竜が言葉を持ち、少年が言葉を持たないという設定にすることで、これまで見たことがない楽しいチャレンジが生まれると思ったんだ」とコメントしている。同作は2016年3月12日から全国で公開。