スウェーデン発のレッグウェアブランド「ハッピーソックス(Happy Socks)」が、2016年春夏コレクションから日本でライセンスラインの展開をスタートする。伊藤忠グループのロイネと組み、トートバッグやハンカチなどの雑貨からアパレルまで、商品ラインナップをライフスタイルカテゴリに拡大。卸販売を強化すると共に、来年夏頃を目処に、都内にフラッグシップショップの出店を予定している。
ハッピーソックスがライセンスライン開始の画像を拡大 ライセンスラインでは、ハッピーソックスがアイコンとするオリジナルの柄を各アイテムに落とし込み商品化。デイバッグ、トート、ポーチ、ノートブック、PCケース、ハンカチ、Tシャツ、ポロシャツなどを展開し、ギフト提案も積極的に打ち出していく。価格帯は1,200円~7,900円。レッグウェアはこれまで通りフルインポートで展開し、新たにフットカバーの取扱いを増やす。
世界70カ国で展開されているハッピーソックスだが、ライセンスの取り組みは今回が5カ国目。年々シェアが拡大する日本での卸売上は約2.5億円で、共同創設者兼CEOのミカエル・ソーデリンは「日本は品質に対する意識が高く、ビジネスパトーナーとして仕事がスムーズにいきやすい。(売上が拡大している日本において)ブランド構築と販売網の両方向で事業を強化していく」と意気込みを述べた。ロイネ取締役の天野英介氏は、ハッピーソックスの今後の展開について「シーズン性など、靴下だけでは表現しきれない部分を新たな商品群で表していきたい」とコメント。国内250店舗ほどある卸先との関係を深め、有力店での客単価を上げていくことで、卸売上は3年内に5億円規模を目指す。