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ライコネン「ボッタスは気が晴れたんじゃない?」フェラーリ日曜コメント

2015年11月02日 13:01  AUTOSPORT web

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ボッタスを横目に引き上げるライコネン
2015年F1メキシコGPの日曜決勝で、フェラーリのキミ・ライコネンはリタイアに終わった。

キミ・ライコネン 決勝=リタイア
「(バルテリ・)ボッタスとのアクシデントについてだけど、物事にはいつだって違う見方がふたつ存在する。人それぞれの考えがあるんだ。正直言って、こういう結果になるような気がしていた。ロシアの後だから、こういうことが起こるかもしれないと思っていたんだ(注:ロシアGPで3位を争っていたライコネンとボッタスは接触、ボッタスはリタイアした)」

「彼がわざとやったかって? 分からない。それは人それぞれ自分で判断すればいい。今となっては結果を変えることはできない。僕にとって何が変わるわけでもないんだ」

「ひどい週末だった。いろいろな面で不運が重なった。もちろんいい気分ではないけれど、僕らが強いチームであることには変わりない。僕もセバスチャン(・ベッテル)もついてなかった。でも時にはこういうこともある。僕らチームは何も失っていない。とても難しい週末を過ごしたというだけの話だ。残り2戦で挽回し、いい形でシーズンを終えたい」

「(ボッタスと話をしたって)何も変わらないし、何の助けにもならないと思う。あの時、スペースはあまりなかったけれど、(ボッタスが)もっとイン側の縁石に乗れば十分スペースができた。でも彼に話を聞けば、僕のせいだと言うだろう」

「あそこはすごく滑りやすくて、彼はフロントをロックさせていた。僕だってターンインしなければならない。まっすぐ行くわけにいかないのだから」

「(スチュワードがこの件を)調べ尽くしたとしても意味がない。彼のせいだと言う人間もいれば、僕のせいだという人間もいるだろう。いったい何を追求する? 誰に責任があるかを調べるのか? そんなことをしても誰の助けにもならない」
「毎戦、スチュワードは変わるし、10人に聞けば皆違う見方をする」

「僕は誰にも反感を持っていない。レースなんだからね。ロシアでああいうことが起きた後だから、彼は少し気持ちが晴れたかもね。彼にとってはいいことだよ」