こまつ座の舞台『頭痛肩こり樋口一葉』が、2016年8月5日から東京・日比谷のシアタークリエで上演される。
1984年に初演された同作は、「女性が活躍する時代のために」という思いから井上ひさしが書き下ろした作品。『たけくらべ』『にごりえ』といった作品で知られる明治の作家・樋口一葉と彼女の前に現れた幽霊・花螢の交流や、明治をたくましく生きる女性たちの姿を描く物語だ。今回は小泉今日子が主演を務めた2013年以来の再演となる。
24歳で逝去する樋口一葉こと樋口夏子を演じるのは永作博美。共演者には、花螢を演じる若村麻由美をはじめ、三田和代、熊谷真実、愛華みれ、深谷美歩が名を連ねている。演出は2013年の公演に引き続き栗山民也が担当。チケットの一般発売は、2016年6月4日からスタートする。