2015年F1メキシコGPの日曜決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはリタイア、ジェンソン・バトンは14位だった。
ホンダF1プロジェクト総責任者 新井康久
「23年ぶりのメキシコGPはほろ苦い週末になりました。何よりもまず、フェルナンドのマシンを今日グリッドまで持っていったチーム全員に感謝したいと思います」
「昨夜、彼のマシンのMGU-Hの回転センサーがひどく不安定であることを発見しました。ですが、リスクはあるにもかかわらず、全員がレースをしたいと考えました。それでマシンをグリッドに送り出したのです。いつもどおりフェルナンドはいいスタートを決めましたが、問題を抱えたセンサーがすぐに故障モードに入ってしまい、彼をリタイアさせざるを得ませんでした」
「ジェンソンは難しい週末を送りながらも、すべてのセッションで力を尽くしてくれました。フェルナンドは週末を通して堅実に走行を重ね、決勝に向けて2台のマシンをセットアップする上で大きく貢献してくれました。彼には感謝しなければなりません」
「今週末発生したセンサーの問題についてまずは原因究明のために徹底的に分析し、次のブラジルに備えます」