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韓国でピンクが流行、カタカナも新トレンドに?

2015年11月01日 16:52  Fashionsnap.com

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韓国ブランド「リプレイコンテナ」 Image by: Fashionsnap.com
韓国では昨年後半からピンク色が流行しており、25日に開催され2万人を集めた「スタイルシェアサンデーフリーマーケット」でも特にベビーピンクを取り入れたファッションが目立った。販売ブースでもピンク系がトレンドだったが、中でもカタカナのロゴが刺繍されたキャップを販売していた若手ブランド「リプレイコンテナ(Replay Container)」が人気を集めていた。

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 ベビーピンクは、人気ドラマの登場人物や芸能人が着用していたことを発端に、韓国の若者の間で流行。スイートで女性的な印象を与えるカラーだが、あえてカッチリとしたコートやメンズテイストのスウェット、キャップなどに取り入れられ、新たなトレンドを生み出している。韓国で人気のユニセックスブランド「ADERerror」の秋冬コレクションのキーカラーはピンク。「スタイルシェアサンデーフリーマーケット」に出店したバッグブランド「yeomim」では、特に売れたのがピンクのトートバッグだという。果実のようなピンク系メイクも今年のトレンドで、現地のファッション関係者は「この流行はしばらく続きそう」と話している。
 「スタイルシェアサンデーフリーマーケット」にはクリエイターや新進デザイナーらも多く参加していたが、特に来場者の興味を引いていたブースのひとつが「リプレイコンテナ」だ。新しいコンテンツを1つずつ定期的に発表するというスタイルで、ウェアやプロダクトなどロゴアイテムを中心に販売している。ブランド名をはじめ「コンテンツ」「コンベア」といったカタカナをデザインに取り入れている理由についてオーナーのJang Woo Hyukは、「英語と日本語を組み合わせることで、記号のようなイメージで使用している」という。「ケンゾー(KENZO)」「カルヴェン(CARVEN)」「H&M」など、欧州のブランドでは日本語を取り入れるブランドが増え、SHIBUYA109でも訪日外国人旅行者に人気だというが、流行に敏感な韓国のファッションシーンにもカタカナが浸透し始めているようだ。