2015年F1メキシコGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは16位だった。ジェンソン・バトンは土曜FP3でミスファイアに見舞われ、原因究明には時間がかかるため予選に出走することができなかった。バトンは決勝ではFP1で使用したICEに載せ替えて走る。
ホンダF1プロジェクト総責任者 新井康久
「昨日のFP2を終えた段階ではマシンとコースにいい感触を持っていましたが、今日のFP3と予選では予想以上に厄介な状況に陥りました。ジェンソンのICEにミスファイアが起き、FP3でほとんど走れなかったのです」
「この問題はセンサーシグナルのトラブルが引き起こしたものであると推測しています。昨日と同様に、マシンの電気系システムとさまざまなコントロールシステムを徹底的にチェックしなければなりませんでした。さらなる分析が必要になったことで、ジェンソンは予選に参加することができませんでした」
「フェルナンドはFP3でしっかりと走りこみましたが、標高の高さが出力に影響するという予想が当たり、Q2に進出することはできませんでした」
「ですがFP3でフェルナンドが示したレースペースはよかったので、グリッド降格ペナルティは受けますが、いい戦略を利用すればふたりとも決勝を順調に戦えるものと期待しています」