ハロウィン前夜の渋谷が仮装者で大賑わい 訪日観光客も関心

ハロウィン前夜の10月30日、渋谷では早くも多くの仮装者で賑わいを見せている。ハチ公前広場では記念撮影を楽しむ人々に加えて、バレンタインの規模まで市場が拡大したハロウィンの光景を収めるべくカメラを回すメディアも多数出現。異文化の光景を興味深く撮影する訪日観光客の姿も見られ、国内だけではなく海外からも関心が高まっているようだ。

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　今年のハロウィンは土曜日に当たることもあり、フライデーナイトで賑わう渋谷では19時頃から大勢の仮装者が集結。今年もキャラクターコスチュームがトレンドで、特にミニオンズやアリスなどの格好をする者が多数現れている。派手なコスチュームやメイクを施した人々で埋め尽くされた「日本のハロウィン」を見たヨーロッパの男女カップルは「いろんなコスチュームを見れてとても楽しい。賑わっているこの雰囲気もナイスだと思う」とコメント。ハロウィンの習慣がないというオーストラリア人は「日本は安全な国だから、これだけ盛り上がれると思う。好きなように仮装ができることはとてもハッピーなこと」と日本独自のハロウィンを楽しんでいる様子だった。
　21時を過ぎると仮装者がさらに増加するとともに、セルフィーなどで人々が立ち止まり混雑する場面が多発。昨年、痴漢や暴力などのトラブルや路上のごみ問題など多くの課題が残されたことから、渋谷では警備を強化しており、ハロウィン当日はサッカーW杯の試合後にも活躍した「DJポリス」を出動させる計画もあるという。前夜で大賑わいを見せているハロウィン。明日は、更なる盛り上がりが予想される。