トップへ

選び方や飲み方から世界最古級のシャンパーニュまで 大型「ワイン展」館内公開

2015年10月30日 17:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

シャトー・ムートン・ロートシルトのアーカイブ Image by: Fashionsnap.com
ワインをテーマにした大規模な展覧会「ワイン展 ―ぶどうから生まれた奇跡―」の内部が、開催に先駆けて10月3日に公開された。会場内では、世界最古級のシャンパーニュを国内初披露。シャトー・ムートン・ロートシルトがこれまでに発表してきたデザインラベルの展示など、多彩な企画を用意する。

大型「ワイン展」館内公開の画像を拡大

 展覧会の目玉は、2010年にフィンランド沖のバルト海の海底から見つかった、約170年前のシャンパーニュ。168本が当時回収され、ヴーヴ・クリコなど3社が1840年頃までに製造したものと判明した。そのうちの1本が今回上陸し、「ワインをもっと楽しむ」というゾーンで展示されている。
 同ゾーンには、フランス・ボルドー地方で醸造所を構えるシャトー・ムートン・ロートシルトのデザインラベルも展示。ムートンは、上質な味わいとともに毎年異なるアーティストがワインラベルを描くことで有名で、中でも没年の73年にピカソが描いたラベルは最も有名なデザインの一つになっている。
 その他、古代オリエントに遡るワインの歴史をはじめ、ブドウからワインができるまでの過程やブドウの足踏み体験、おいしいワインの飲み方といった幅広い層が楽しめる構成でワインの魅力を紹介する。会期は10月31日から2016年2月21日まで。
■ワイン展 ―ぶどうから生まれた奇跡―会場:国立科学博物館(東京・上野公園)住所:東京都台東区上野公園7-20会期:2015年10月31日(土)~2016年2月21日(日)開館時間:午前9時~午後5時(金曜日は午後8時まで)※入館は各閉館時刻の30分前まで。休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、12月28日(月)~1月1日(金)※ただし、11月2日(月)と1月4日(月)は開館公式サイト