「伊勢丹新宿店」では、2015年10月14日（水）からクリスマスケーキの予約をスタート。12月9日（水）まで、受け渡しは2015年12月23日（水）、24日（木）の2日間。
人気パティスリーが腕によりをかけて作ったケーキが勢揃いしていて、中にはすでに売り切れのケーキも！ そこで、編集部がクリスマスカラーの“赤”に注目して、聖夜を盛り上げてくれそうなケーキ5点をピックアップ。それぞれについて、洋菓子アシスタントバイヤーの三宅さんに話を聞いた。
写真）「アトリエコータ」の「オペラ＆アールグレイショコラ」（4860円）
◆アマレット香る大人のチョコレートケーキ「ユーゴ・エ・ヴィクトール」
今年10月に日本に初上陸したフランスの人気パティスリー「ユーゴ・エ・ヴィクトール」。同店の日本での初のクリスマスケーキは、アマレット漬けのチェリーが宝石のような「ビュッシュ フォレノワール」（5616円／タテ約8.5cm×ヨコ約14cm×高さ約6.5cm）で、シェフパティシエのユーグ・プジェ氏が大好きなチョコレートとチェリーの組み合わせ。ケーキの中の層には、小麦粉を使わずに仕上げたビスキュイショコラが仕込まれていて、しっとり濃厚な食感が楽しめるそう。
「チョコレートムースの中には、バニラムース、チェリーのジュレ、チェリーのアマレット漬けが入っています。チョコレートのコクと洋酒をたっぷり含んだチェリーがのびやかに香り、奥行きある大人の味わいです」（同）
◆オペラとアールグレイ香るケーキが一度に楽しめる「アトリエコータ」
神楽坂のデザート専門店「アトリエコータ」からは、ひとつでふたつのケーキを楽しめる贅沢な「オペラ＆アールグレイショコラ」（4860円／タテ約12cm×ヨコ約12cm×高さ約4cm）が登場。チョコレートの風味が豊かな「オペラ」は、コーヒーバタークリームにエシレバターを使うことで軽い口当たりに。
「同店のオペラは日本人向けにアレンジしたレシピですが、シェフがロンドンでの修業時代に同僚に絶賛されたそうです。クリスマス仕様に飾られたオペラをお楽しみください」（同）
スポンジの上にアールグレイのババロア、ミルクチョコレートムースを重ねた「アールグレイショコラ」は、アールグレイのババロアとオレンジのジャムが相まって、香り豊かで爽やかな仕上がり。アメ細工の赤いバラが食卓に華やかさを添えてくれるはず。
◆降り積もる雪をイメージした「フレデリック・カッセル」
フランス生まれの人気パティスリー「フレデリック・カッセル」の「ミルフイユ イチゴ ノエル」（6480円／タテ約10.5cm×ヨコ約17cm×高さ約6cm）は、同店の代表的ケーキであるミルフィユをクリスマス仕立てにドレスアップした一品。サクサクと、しっかりした歯触りのパイ生地に、マスカルポーネクリームとアーモンド風味のジョコンド生地、イチゴのジュレをサンドしたケーキは、甘さと酸味がバランスのよい仕上がりだそう。
「パイ生地にはさんだマスカルポーネクリームにタヒチ産バニラを使っているのが、カッセル氏のこだわりです。濃厚なクリームを味わってくさい」（同）
たっぷりのイチゴとフランボワーズ、ホワイトチョコでかたどられた雪の結晶が、クリスマス気分を盛り上げる。
◆聖夜の盛り上げ役になりそうなハート型の「ピエール マルコリーニ」
ベルギーチョコレートの奇才「ピエール マルコリーニ」からは、「ノエル ドゥ ピエール 2015」（直径約12cm×高さ約4cm／6301円）が。ホワイトチョコレートと赤い果実を組み合わせたムースで、真っ赤なハートがインパクト大。アーモンドビスキュイに、ホワイトチョコレートでコーティングしたローストマカダミアナッツ、赤色果実のジュレを重ねて、ホワイトチョコムースで包んだこちらは、カカオバターの芳醇な香りと甘さが堪能できる。
「クリーミーなホワイトチョコレートムースとベリーの酸味が、ベストカップルな組み合わせです。ザクザクとしたローストマカダミアナッツが食感にリズムを与えます」（同）
彼とのロマンティックなクリスマスにぴったりのケーキかも。
◆ファンシーなサンタクロースが楽しいクリスマスを演出する「ル・ポミエ」
家族と過ごすクリスマスにおすすめなのが、木イチゴのムースとバニラムースを合わせた「ル・ポミエ」の「カクテルパーティー」（直径約15cm×高さ約4.5cm／4968円）。聖夜のカクテルパーティーをイメージしたケーキだけれど、ノンアルコールだから子供にも安心。ケーキの内側には、パチパチとはじける刺激的なキャンディのサプライズがあるとか。ツリーに見立てたシュークリームを仲良く分け合って。
「ツリーをイメージしたシューにはカスタードと生クリームのミックスが入っていて、ピスタチオのグラサ―ジュで色をつけています。生地にはレモンビスキュイが使われていて、全体を爽やかにまとめています」（同）
彼や女友達、家族など一緒に過ごす相手の顔を思い浮かべながらケーキを選ぶ時間も、クリスマスの楽しみのひとつ。過ごす相手にぴったりのケーキを見つけて。
