デザイナーのジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)とセブン&アイ・ホールディングスがコラボレーションしたコレクション「ジャンポール・ゴルチエ フォー セット プルミエ(Jean Paul GAULTIER FOR SEPT PREMIÈRES)」の売れ行きが好調だ。10月1日の発売から3週間の売り上げは、販売計画比約150%で推移。初年度の売上目標は約25億円を掲げている。
ジャンポール・ゴルチエにとって唯一のプレタポルテコレクションとなる「Jean Paul GAULTIER FOR SEPT PREMIÈRES」は、メジャーやまち針をキーモチーフに、デザイナーを象徴するボーダーのカットソーや、フランスをイメージさせる配色のトレンチコートなどが登場。発売後の特徴的な傾向として、店頭購入者の約3割以上が自社ショッピングサイト「omni7」で商品を確認してから来店しており、セブン&アイ・ホールディングスにとって新たな購買スタイルの促進に繋がっているという。そごう・西武では、往年のゴルチエファンや遠方からの来店が増加し、イトーヨーカドーでは新規顧客開拓の一役を担っているようだ。
デビューから1ヶ月を迎える11月1日には、新商品の追加を予定。スカーフ柄やパールチェーンの新モチーフや、コート、ニットといったアイテムが発売される。