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アカデミー賞最有力との呼び声も トッド・ヘインズ監督『キャロル』公開決定

2015年10月28日 11:31  リアルサウンド

リアルサウンド

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 『エデンより彼方に』『アイム・ノット・ゼア』で知られるトッド・ヘインズ監督の最新作『CAROL』が『キャロル』の邦題で、2016年2月11日(木・祝)に公開されることが決定した。


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 『キャロル』は、『太陽がいっぱい』『見知らぬ乗客』で知られるパトリシア・ハイスミスのベストセラー小説が原作となっており、『ドラゴン・タトゥーの女』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたルーニー・マーラと、『ブルー・ジャスミン』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたケイト・ブランシェットという、2人のオスカー女優の共演でも話題になっている。


 1952年のニューヨーク、高級百貨店でアルバイトをするテレーズ(ルーニー・マーラ)は、クリスマスで賑わう売り場で、鮮やかな金髪に毛皮のコートを羽織った女性、キャロル(ケイト・ブランシェット)に出会う。テレーズは、このうえなく美しいキャロルに憧れ恋に落ちるが、関係を深めていく中で、2人の運命が思いがけない方向に向かう模様を描く。


 本作で、ルーニー・マーラは第68回カンヌ国際映画祭主演女優賞に輝き、ニューヨーク映画祭、ロンドン映画祭でも賞賛の声が続出。海外の批評サイトでは、アカデミー賞最有力との呼び声も高い。(リアルサウンド編集部)