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『007 スペクター』ロンドンプレミア開催 ボンド役・ダニエル「エキサイティングな映画を作った」

2015年10月27日 14:21  リアルサウンド

リアルサウンド

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 「007」シリーズの最新作、『007 スペクター』のロイヤルプレミアが、現地時間10月26日18時頃(日本時間10月27日3時頃)に、007が誕生したイギリス・ロンドンにて開催された。


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 世界最速上映となるこの日、会場のレッドカーペット中央には特設ステージが設けられ、アバンタイトルのメキシコの祝祭「死者の日」に登場する巨大なガイコツのオブジェが据えられた。さらに、ボンドカーのアストンマーティンDB10、ジャガーC-X75もお披露目されるなど、シリーズのロイヤルプレミア史上最大規模のイベントとなった。会場には約4,000人の招待客のほか、朝から並んでいたファンの姿も見られ、会場外にも数千人が詰めかけた。


 一番最初にファンの前に登場したのは、ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグ。サインや写真撮影などファンサービスに応じ、沿道のファンからも歓声が飛び交った。ダニエルは、「素晴らしい人々の途方もないハードワークによって、この映画は完成した。だからこそ今夜は特別なんだ。その皆が集まって、自分たちの仕事を祝うことができるんだから。これから重要なのは観客だ。大勢の人がこの映画を観てくれる。とても誇りに思っているよ」とコメント。さらに、ふたたびジェームズ・ボンドを演じることについて、「ボンド役を演じるのは最高に楽しいことだから、このような作品で素晴らしい人々と一緒に仕事ができて光栄だった。キャストも才能ある人々ばかりだし、撮影クルー始めスタッフ一同が(それぞれの分野で)最高だった」と話し、 最後に「エキサイティングな映画を作ったと感じているし、とても誇りに思っているから、皆さんに観ていただけるのが待ちきれないよ」と、これから観るファンへ向けてメッセージを送った。


 ボンドガールのレア・セドゥは背中が大きくあいたゴールドのドレスで登場し、「出演者は素晴らしい人ばかりでした。そしてもちろん、監督のサム・メンデスは素晴らしかった。私は彼の大ファンなんです。全てが最高でした」とコメントした。もう1人のボンドガール、モニカ・ベルッチも深いスリットの入った濃緑色のベロアドレスで登場し、「007 がイギリスの象徴だということは知っていましたが、今まさにそれを実感しています。ダニエル・クレイグは紳士でした。ジェームズ・ボンドとしてではなく、人間としてです」とコメントし、ダニエル・クレイグと3人でのフォトセッションに応じた。


 そして会場には、ウィリアム王子とキャサリン妃、ヘンリー王子も登場。『007/カジノ・ロワイヤル』でのエリザベス女王陛下、『007/慰めの報酬』でのウィリアム王子とヘンリー王子、『007/スカイフォール』でのチャールズ皇太子とカミラ夫人に続く、英国王室からの臨席となった。ジェニー・パッカムの淡いブルーのドレス姿で登場したキャサリン妃は、歓声に笑顔で応じ、レッドカーペット上で2人を迎えたダニエルとも握手をし、最新作の公開を祝福した。また、主題歌「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」を担当しているサム・スミスのほか、レイチェル・ワイズ、マーティン・フリーマン、テリー・ギリアム監督などが、ゲストとしてプレミアに参加した。イギリスでは、世界最速上映となるロイヤルプレミアを経て、同日10月26日より世界最速公開。日本では、11月27日(金)から29日(日)に先行公開され、12月4日(金)より全国公開となる。(リアルサウンド編集部)