2度のダカール・ウイナーとして知られるナッサー・アル-アティヤーが、来月、母国カタールで初開催されるFIA 世界ツーリングカー選手権(WTCC)にスポット参戦することになった。
アル-アティヤーは、来月の11月26~27日にドーハ近郊のロサイル・インターナショナル・サーキットで初開催されるWTCCの今季最終ラウンドで、カンポス・レーシングが走らせる3台目のシボレー・クルーズをドライブする。
今年12月に45歳を迎えるカタール出身のアル-アティヤーは、今季の中東ラリー選手権およびクロス・カントリー・ラリー選手権でそれぞれ勝利を収めており、残り2戦となった世界ラリー選手権のWRC2クラスではランキング首位につけている。
「母国カタールで初開催されるめてWTCCで、国を代表できるのは本当に名誉なことだ」とアル-アティヤー。
「WTCCがカタールに来ると知ったときは誇りに思ったが、そこに自分が加わることになってさらに誇らしく思うよ」
「サーキット・レースの経験はあまりないし、前輪駆動のマシンは初めてだから、学ぶことや慣れることがたくさんあると思うけどね」
カンポスは、スロバキアとタイでも地元出身のドライバーを走らせている。
なお、WTCC初開催となるカタールラウンドは、シリーズ初のナイトレースとして開催される。