世界ラリー選手権第12戦スペインは22日、セレモニアルスタートの後、オープニングのSS1が行われ、セバスチャン・オジェ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)がトップタイムを記録。2.1秒差の2番手にティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20 WRC)、2.9秒差の3番手にアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が続いている。
バルセロナ市内で行われたSS1は3.2kmのショートステージ。ここではヌービル終盤までトップタイムを維持していたものの、WRC3連覇を達成している王者オジェがわずかに上回る好走をみせトップを奪った。
「順調な滑り出しだよ」とオジェ。
「オープニングステージではクリーンな走りをすることができた。タイムにも満足しているよ」
「ただ、本格的なラリーは明日から始まる。明日以降もトップを維持するにはベストを尽くさなくちゃいけないね」
4番手タイムはヒュンダイ移籍の噂が浮上しているクリス・ミーク(シトロエンDS3 WRC)が記録。5番手にはロバート・クビカ(フォード・フィエスタRS WRC)が続いている。また、総合10番手にはWRC2クラスのポイントリーダー、ナッサー・アル-アティヤー(シュコダ・ファビアR5)がつけている。