年に一度の映画の祭典『第28回東京国際映画祭』がついに10月22日に開幕した。東京・六本木ヒルズに敷かれたレッドカーペットを約300人のゲストがドレスアップして闊歩し、映画祭開幕に華を添えた。
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クロージング上映作品に選ばれた『起終点駅ターミナル』からは佐藤浩市、本田翼が参加、国際映画祭にふさわしく大和撫子を思わせる艶やかな着物姿で登場した本田は、少し内股で佐藤とカーペットを歩き、かわいらしい笑顔を弾けさせた。
『の・ようなもの のようなもの』からは松山ケンイチ、北川景子らが登場し、会場を沸かせた。北川は黒地に大胆に黄色のラインが入った膝丈のワンピースを着用、終始にこやかにカーペットを歩いた。
Perfume初のドキュメンタリー映画『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rdDOUMENT』からはPerfumeの3人が登場、待ち構えていた大勢の報道陣のカメラの前に来ると、お馴染みの「Perfumeです」のポーズをにこやかに決めた。
『コンペティション』部門に参加している映画『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋‐』からは竹内結子や橋本愛らがカーペットを歩いた。竹内は黒のワンショルダーのドレスで観客を魅了した。
レッドカーペットにはほかにも、中谷美紀、オダギリジョー、島崎遥香、GACKT、秋元才加ら多数のゲストが登場した。
今年は「コンペティション」部門に16作品がノミネートされている。オープニングセレモニーに登壇した審査員長のブライアン・シンガー氏(脚本家・映画監督・プロデューサー)は、「ドラマ、コメディ、ホラーと多彩なジャンルですので、簡単なことではありませんが審査できるのを光栄に思っています」と挨拶した。
またオープニング作品『ザ・ウォーク』からロバート・ゼメキス監督とプロデューサーのジャック・ラプキー氏がセレモニーに登壇、「オープニング上映されるのを光栄に思っています」と2人とも口を揃えた。
第28回東京国際映画祭は、六本木・新宿ほかで10月31日まで開催。監督や俳優らの舞台挨拶なども予定されている。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)