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宝島社がライセンス事業に参入 第一弾は北欧発ライフスタイルブランド「キッピス」

2015年10月22日 14:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

キッピス(kippis) Image by: 宝島社
宝島社が、ライセンス事業に本格参入する。伊藤忠商事と連携し、第一弾ブランドとして北欧発のライフスタイルブランド「キッピス(kippis)」を展開。10月22日の今日から販売するプランタン銀座を皮切りに、三越伊勢丹やそごう・西武、高島屋など全国の主要百貨店約150店舗で取り扱われる予定。

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 キッピスは宝島社が自社開発したブランドで、2012年からバッグや傘、手帳など15アイテムをブランドブック事業を通じて展開。いずれも売上が好調であることから今回オリジナルブランドとして独立し、ライセンス事業の参入を決めたという。アイテムは同社が持つ9誌の女性ファッション雑誌を通じてブランドの認知向上を目指し、販売促進に繋げる。
 2015年秋冬シーズンは、フィンランド在住のエリ シマツカ、ハンネレ・アイヤラ、レーナ・キソネンの3名のデザイナーがテキスタイルデザインを担当し、全12柄をラインナップ。トートバッグやポーチ、ハンカチなどの定番アイテムから、ブランケット、ルームシューズといったウォームグッズまで50種類以上を揃える。同ブランドを取り扱う川辺の代表取締役専務 越智康行氏は「宝島社の媒体を通して、各デザインが生み出された背景や環境をPRできることで今までにないマーケティング戦略が可能になり、今後の事業の発展にも期待をしている」とコメントしている。