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アンジェリーナ・ジョリー監督作、日本公開へ 第二次世界大戦で日本軍の捕虜となった男の人生描く

2015年10月22日 09:31  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2014 UNIVERSAL STUDIOS

 アンジェリーナ・ジョリーが監督を務めた映画『Unbroken』が、『不屈の男 アンブロークン』の邦題で、2016年2月より日本公開されることが決定した。


参考:アンジェリーナ・ジョリー、自身の最新監督作でブラッド・ピットと夫婦役に 予告映像を公開


 本作は、第二次世界大戦で日本軍の捕虜となったオリンピック・アスリート、ルイ・ザンペリーニの半生を描いた実話ベースの物語。全米では2014年のクリスマスに公開され、大ヒットを記録した。


 映画の舞台が日本であるにも関わらず、日本では公開されずにいた本作だが、戦争を描くいろいろな形の映画があるべきというスタンスと、戦争を背景に1人の男に降りかかる苦難を不屈の精神で生き抜く様を力強く描いた素晴らしいドラマであるという点から、製作のユニバーサルと配給のビターズ・エンドが合意し、シアター・イメージフォーラムの賛同も得て、日本での公開決定の運びとなった。


 主人公のルイ・ザンペリーニ役を務めるのは、『ベルファスト71』『名もなき塀の中の王』のジャック・オコンネル。共演には『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』のドーナル・グリーソンや『トロン:レガシー』のギャレット・ヘドランドらが名を連ねているほか、日本からはミュージシャンのMIYAVIが出演している。また、『ノーカントリー』『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』で監督を務めたコーエン兄弟(ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン)が脚本で参加している。(リアルサウンド編集部)