カレーの食べられる店が300店以上も集まる神田エリアで、日本最大級のカレーの祭典が開催される。定番のインドカレーはもちろん、欧風カレー、タイカレーなど、なんでもあり。カレー好きには見逃せないイベントかも。
2015年10月31日(土)と11月1日(日)、神田小川町の「小川広場」で「第5回神田カレーグランプリ2015」の「グランプリ決定戦」を開催。9月にファン投票によって選ばれた20店が集結し、自慢のカレーを提供する。
「ひと皿は普通に提供される半分くらいの量で、それぞれ500円前後です。いろいろなタイプのカレーが揃っていますので、好きな味をみつけて応援してください」と、広報担当の船木さん。
10月30日(金)に開催される「前夜祭」では、東京カレー屋名店会のカレー(小川町「エチオピア」、神保町「共栄堂」・「ペルソナ」)がワンディッシュで味わえるそう。前夜からカレー気分を盛り上げたい人は、ここから参加して。
当日は飲食スペースを囲むように、精鋭の20店が左右にずらりと並ぶ。カレーの購入者には、1食につき1枚の投票券が渡されるので、気になるカレーを食べ比べて、好みの味に投票して。「ひと皿は普通に提供される半分くらいの量で、それぞれ500円前後です」と、広報担当の船木さん。
2014年のグランプリを獲得した「100時間カレー B&R 神田店」は、注目店のひとつ。昨年の勝者の味をチェックするならこちらへ。黒毛和牛と香味野菜やフルーツを、100時間かけて煮込んで寝かせたという本格派の欧風カレーは、10種類以上もトッピングがあるから、自分好みにカスタマイズして。
また、第1回目から「神田カレーグランプリ」に出場している駿河台下のスープカレー屋「鴻(オオドリー)」からは、野菜や豚骨、鳥手羽からとったダシと10種類以上のスパイスをベースにした、スープカレーが登場。
アジアンカレーがお好みなら、おしゃれな雰囲気も女性に人気の名店「チャントーヤ ココナッツカリー」がおすすめ。こちらでいただけるのは日本人の味覚に合った優しいココナッツカレーとか。また、神田錦町で創業45年の喫茶店「プペ」は、ファンに根強い人気の定番「プペ特製カレー」で参戦。シンプルなカレーながら、じっくり手間をかけた製法で、オリジナルの味を守ってきたそう。
普段は口にできないレアなカレーを食べてみたい人は、「東京メトロひとくちまかないカレー」の無料配布コーナーをチェックして。駅員が作る「まかないカレー」が、両日とも13時からと15時30分から食べられる。各駅限定約200食で、なくなり次第終了。
カレーを楽しむために開発したという宇佐美麦酒製造のクラフトビール「カレーラバーエール(CLA)」も世界初披露。ここでしか飲めない、カレーのためのビールを試して。
さらに、9月9日(水)から12月17日(木)までの100日間は、「神田カレー街食べ歩きスタンプラリー」も開催中とか。参加したい女子は、東京メトロの駅構内などで無料配布されている「神田カレー街公式ガイドブック 2015」を手に入れて(配布場所は公式HPで確認を)。神田エリアで60店もの参加店があり、1食ごとにもらえるスタンプを集めると、数に応じて抽選で素敵な賞品が当たるそう。
ガイドブックには、「グランプリ決定戦」の出場店データも掲載されているので、投票前のリサーチにも便利。
秋の神田は、さらにカレーが熱くなる季節。グランプリやスタンプラリーで食べ比べれば、きっと好みのカレーに出会えるはず。