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デザイナーが語るバルマン×H&M「手が届くクチュール」を表現

2015年10月21日 15:32  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

プレスカンファレンスの様子 Image by: Fashionsnap.com
「H&M」と「バルマン(BALMAIN)」のコラボレーションコレクションのプレス向け記者会見が10月20日、同日夜に開催されたパーティーに先駆けて行われた。「バルマン」のクリエイティブ・ディレクター、オリヴィエ・ルステン(Olivier Rousteing)とH&Mクリエイティブ・アドバイザーのアン・ソフィー・ヨハンソン(Ann-Sofie Johansson)がコレクションの制作について語った。

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 会場に姿を現したオリヴィエ・ルステンは、終始笑顔で会見に臨み、司会を務めた「Vogue Runway」のディレクター、Nicole Phelpからの質問に応じた。ルステンはコラボレーションについて「H&M世代の私にとって夢のような出来事」とオファーを受けた時の感想を述べ、「H&Mのようなグローバルなブランドとのコラボレーションで年齢や国を問わず、より多くの人に手が届く価格で『バルマン』が表現するクチュールアイテムを提供できる。ブランドに新たな風を吹かせるという点からも良いことだと思う」とコメント。特に気に入ったアイテムについての質問には、自身が「バルマン」で初めて発表したコレクションから着想を得たというパールの刺繍が施されたジャケットと答えた。
 アン・ソフィー・ヨハンソンは、ルステンの起用について「若いながらもとても才能のあるデザイナーでコラボレーションの候補リストにも名前が挙がっていた。去年のアレキサンダー・ワンとのコレクションとはまた違う、オリヴィエが手がけるセクシーでグラマラスなコレクションを発表できて嬉しく思う」と30歳の若きデザイナーの功績を称えた。